トップページへ戻る MONTHLY PHOTOS 鉄筋コンクリート(1)
RC1(ホットコーナー)
シラバス 授業内容 配布資料 ホットコーナー  



                                          11月27日掲示

・履修上の注意:

1:受講生は、このHP(ホームページ)を毎週閲覧し、特に授業内容と(宿題)は
 必ず確認すること。
2:授業に使用する紅白の教科書「鉄筋コンクリートの設計(丸善)」を
 購入し、毎時間持参してもらいたい。
3:提出課題(宿題)は、指定された提出日の授業の開始前に提出すること(
授業
 開始後は受理しない

4:本科目は、「コンクリート演習」(金曜日1時限)と連動して講義を行なうの
 で、この科目も必ず履修/受講してもらいたい。
5:期末試験情報を,本欄末尾に掲載しているので,参照されたい。


6 課題 課題6:スターラップをもつT型断面のせん断耐力の算定: SI単位で表記せよ。
提出日 未定 授業開始前
内容 まず、断面諸元(b,bw,d),鉄筋量(Aw,As),材料条件(*鉄筋規格:p.21の表2.5(a)参照,コンクリート強度:p.77の付表4-1)を各自で設定せよ(例題より若干変更せよ)。
@せん断耐力 Vy=Vc+Vs(生の値)を算定せよ。

A設計せん断耐力Vyd=Vcd+Vsd(安全係数考慮)を算定せよ。
※Vyd/Vyを試算し、考察せよ。

B設計変更:設計せん断力Vy≒(1.2〜1.3)Vydに設定し、スターラップを増量せよ。ただし、ここではせん断補強筋(鉛直スターラップ)の鉄筋径,鉄筋規格,配筋ピッチのいずれか、もしくは全部を変更するものとする。
3〜4例程度の設計変更を試算し、付表6-2のように一覧せよ。
(ここでの設計照査式は式(3.2):p.47を用いるが、せん断の場合、Sd→Vd,Rd→Vydのように考えよ。)


5 課題

課題5:単鉄筋長方形断面の終局耐力の算定: <例題4.3>

提出日 12月4日(火) 授業開始前
課題5:解答 教科書p69を参照 (紅)


5 課題 課題5:単鉄筋長方形断面の終局耐力の算定: <例題4.3>p69 (紅)
出題日 11月27日(火)
内容

圧縮鉄筋を無視して単鉄筋によって以下を計算せよ。

#1:釣合い鉄筋比を計算し、破壊モードを判定せよ。

#2:終局耐力を算定せよ。

#3:モーメントMはtf・mをkN・mで求めること。

 

4 課題 課題4:単鉄筋長方形断面の解析(弾性解析:RC断面) :教科書p.51〜(紅)
提出日 11月27日(火) 授業開始前
課題4:解答 教科書p58,59を参照 (紅)

4 課題 課題4:単鉄筋長方形断面の解析(弾性解析:RC断面) :教科書p.51〜(紅)
出題日 11月20日(火)
内容


#1.定式化のまとめ:
11月20日の授業にて学習した単鉄筋長方形断面の導出過程をまとめる.
(式番号など,一連の流れを再度見直すこと)

#2.例題4.2の計算:
単鉄筋長方形断面で計算を行い,断面諸元は各自で決定すること.
また,例題解答例にある換算断面2次モーメントについても挑戦してもらいたい.


3 課題 課題3:乾燥収縮を受ける部材のひび割れ発生条件:教科書p.27(紅)
提出日 11月13日(火) 授業開始前
課題3:解答

1:本課題の要点をまとめると次のように整理することができる.
★εsh:コンクリートの乾燥収縮ひずみ (そのコンクリートの材料的に決まるもので,単位水量が大きいほど大きくなり,従ってひび割れも発生しやすくなる.)
★εsh*:その部材の限界ひずみ (その部材の鉄筋量とコンクリートの引張強度,弾性係数によって決まる限界値.教科書には,書いていないので要注意.) 以上から,ひび割れの発生条件は,次のようにまとめられる.
☆εsh<εsh* → ひび割れが発生しない br> ☆εsh>εsh* → ひび割れが発生する

2:限界ひずみの計算例:
計算例#1: fc´=24 N/mm2 → ft=0.23*(fc´)^2/3=1.914 N/mm2,
Ec=25 kN/mm2,n=8.0
σc=(np/1+np)*Ec*εshでσc→ ft,εsh→εsh*とすれば
εsh*=(1+np)*ft/np*Ecであるから
εsh*=7.66*10^-5*(1+8.0*p)/(8.0*p)
p=1%のとき,εsh*=1034*10^-6
p=2%のとき,εsh*=555*10^-6
p=3%のとき,εsh*=396*10^-6

計算例#2: fc´=40 N/mm2 → ft=0.23*(fc´)^2/3=2.690 N/mm2,
Ec=31 kN/mm2,n=6.5
εsh*=8.68*10^-5*(1+6.5*p)/(6.5*p)
p=1%のとき,εsh*=1422*10^-6
p=2%のとき,εsh*=754*10^-6
p=3%のとき,εsh*=532*10^-6

以上から, 限界ひずみεsh*は,普通コンクリートで鉄筋比がp=1〜3% 程度の場合,
εsh*=300〜1500*10-6程度となることがわかる.

3 課題3 課題3:乾燥収縮を受ける部材のひび割れ発生条件:教科書p.29(紅)
出題日 11月6日(火)授業
内容

1.収縮を受ける鉄筋コンクリート部材のひび割れ発生条件について要点をまとめよ(10行以内)

2.限界ひずみの計算(p29,式(2.31))(p=1%,2%,3%のとき)
#1  
fc´=24 N/mm2 → ft=0.23*(fc´)^2/3=1.914 N/mm2,Ec=25 kN/mm2,n=8.0
#2  fc´=40 N/mm2 → ft=0.23*(fc´)^2/3=2.690 N/mm2,Ec=31 kN/mm2,n=6.5

 
上記の課題を各自ノートにまとめ,そのコピーを提出せよ.提出方法は課題1と同じ.

課題

課題2:応力,強度,ひずみ,変形量の計算

提出日 11月6日(火) 授業開始前
課題2:解答

a:fc'=P/A=553.7 kN/75*75*π mm2=31.3 N/mm2 
b:σ=P/A=120 kN/200*200 mm2=3.0 N/mm2  
 ε=σ/E=3.0 N/mm2/28.0*10^3 N/mm2=1.07*10^‐4  
 δ=ε*L=1.07*10‐4*10^3=0.107 mm
c:降伏荷重fy=345 N/mm2なので, P=fy*As=345 N/mm2*956.6 mm2=330.0kN  
 ε=fy/Es=345 N/mm2/2.0*10^5 N/mm2 =172.5*10^‐5
 
 δ=ε*L=172.5*10^‐5*700 mm=1.21 mm
d:伸び量は,0.5倍   降伏荷重は同じ  (D16,SD295) 
 σ=P/As→一定  δ=ε*L=σ/Ec*L  
 δ50/δ100=0.5
e:D29のときσ=P/A=500 kN/642.4 mm2=778.3 N/mm2    
 
ε=σ/Es=778.3 N/mm2/2.0*10^5 N/mm2=3.89*10^‐3     
 δ=ε*L=3.89*10^‐3*500 mm=1.95mm  
  D35のときσ=P/A=500 kN/956.6 mm2=522.7 N/mm2  
 ε=σ/Es=522.7 N/mm2/2.0*10^5 N/mm2=2.61*10^‐3  
 
δ=ε*L=2.61*10^‐3*500 mm=1.305mm


課題2 課題2:応力,強度,ひずみ,変形量の計算
出題日 10月30日(火)
内容

a.直径が15cmのコンクリート円柱供試体の圧縮試験を行ったところ,最大荷重553.7kNで破壊した。このときの圧縮強度f'cを求めよ.

b.断面が20cm×20cm,高さ1mの無筋コンクリート柱に,120kNの圧縮力が作用したときの弾性変形量δ(縮み量)を求めよ(コンクリートの弾性係数をEc=28kN/mm2とする).

c.径がD35,長さ70cmの鉄筋棒(SD345)を引張載荷し,降伏させた.このときの引張荷重P,ひずみε,変形量δ(伸び量)を求めよ.

d.径D16,規格SD295,長さ100cmの鉄筋鋼棒を長さ50cmに切断した.長さ50cmの鉄筋鋼棒は,元の長さ100cmの鉄筋鋼棒に比べて,同じ荷重を載荷したときの伸び量は何倍になるか.降伏するときの荷重は何倍になるか.

e.径D29,D35で共に規格SD345,長さ50cmの2本の鉄筋に同じ荷重P=500kNを載荷したときの,各々のε,δ,σを求めよ.


上記の課題を各自ノートにまとめ,そのコピーを提出せよ.提出方法は課題1と同じ.


課題1 課題1:応力,ひずみ,弾性係数,強度の計算:教科書p.27〜28 [例題 2.3]
出題日 10月23日(火)
内容

※すべてSI単位を用いること。荷重:N,kN.応力/弾性係数:N/mm2.変形/変位:mm,cm

※数値はすべて変えること。(ただし、Esは変更しないものとする。)

※問題 h,iを作る(創作問題)

上記課題を各自ノートに行い、そのコピーを提出すること。(数値を変えた問題文を最初に書くこと)
(提出物は返却しない予定。)
その際、学籍番号、名前を明記するが、表紙を付けず、縮尺コピーにするなど、ページ数をなるべく少なくすること。
最も大切なことは、自分自身で考え、自分自身で解くことであり、安易に人の計算を写してはいけない。
このため、上記例題は、題意にしたがって各自の選択した数値で解くことになっている。